文章が書けないと悩むなら、きれいに書くな。頭の中のゴミをそのまま出せ
あなたは、文章を書こうとしてパソコンの前でフリーズしていませんか?
「有益なことを書かなきゃ」
「誰かの役に立つノウハウを書かなきゃ」
そう考えて、1文字も書けないまま時間だけが過ぎていく。
あの、画面の白いカーソルが点滅するだけの静かな部屋。
自分の無力さに胃がキリキリと痛むあの感じ。
かつての自分は、まさにその地獄のど真ん中にいました。
あ、どうも。ヤドリです。
結論を言います。
きれいに書こうとするから、書けなくなるんです。
必要なのは、きれいに整えられた教科書のようなノウハウではありません。
頭の中の「事実」と「心の声」を分けること。
ただ、それだけです。
本題に戻る。
かつての自分は、インプットばかりを必死に追い求めていました。
高いお金を払って副業の教材を買い漁り、ノウハウばかりを頭に詰め込んだ。
そして、セールスライティングという小手先のテクニックに溺れていきました。
「こう書けば人の不安を煽れる」
「こういう強い言葉を使えばクリックされる」
そんな、人の心を揺さぶるための邪悪なハックばかりを考えて、何かを売り込もうとしていたのです。
当然、結果はまったく出ませんでした。
誰にも私の文章なんて読んでもらえないし、1円も稼げない。
中身が空っぽのビジネスノウハウをどれだけ真似しても、他の発信に一瞬で埋もれていくだけでした。
本当に、空回りばかりする日々だったと思います。
本棚に並ぶ、読まないまま溜まった教材を見ては、激しい自己嫌悪に陥っていました。
そこから、自分自身の意識をガラリと変えました。
比率で言えば、インプット3割、アウトプット7割です。
「とにかく、毎日出すんだ」
そう決めて、1年間365日、毎日ブログを更新し続けました。
質なんて30点でもいい。
100文字しか書けない日もありました。
誰も読んでいないのに、とにかく「出す、出す、出す」を繰り返しました。
午前3時に起きて、まだ暗くて冷え切った静かな部屋で、パソコンの前に座って必死に文章を書き殴りました。
外はまだ静まり返っていて、キーボードを叩く音だけが部屋に響いている。
そんな孤独な作業を続けていても、最初は全く反応がありませんでした。
それどころか、周りの人からは嫌味を言われました。
「そんなに早く起きて作業して、1円も稼げていないじゃないか」
「時間の無駄だから、普通に本業に戻ればいいのに」
体調を少し崩せば、「早起きなんかしているからだ」と責められたりもしました。
「稼げていない事実」と「作業している労力」のバランスの悪さを指摘されるのは、正直に言って辛かったです。
それでも、未来の自分を信じて、とにかく「鈍感」になって作業を続けました。
周りの声に耳を貸さず、ただ目の前の白い画面に向き合い続けました。
午前5時。
作業を一区切りさせて、私は愛犬を連れて外に出ます。
まだ朝の冷気が残る住宅街。
ゴムサンダル越しに伝わるコンクリートの冷たさ。
うっすらと白く曇る吐息を見つめながら、静かな舗道を一歩ずつ歩きます。
この散歩の時間に、私はスマートフォンに向かって、頭の中のモヤモヤを話し始めます。
早朝にスマホに向かってボソボソと喋る姿は、新聞配達のバイクのライトが通るたびに少し気恥ずかしさを感じたりもします。
しかし、この散歩中の音声入力こそが、私にとっての大きな救いになりました。
頭の中にある「考え」を、音声でどんどん外に吐き出していく。
すると、ただ机の前で考えていただけでは見つからなかった、自分自身の本音や発見が不思議と湧き上がってくるのです。
そこで私が身につけたのが、「事実」と「心の声」を分けることでした。
例えば、
「今日もブログが100文字しか書けなかった」
これは単なる客観的な「事実」です。
しかし、その後に、
「だから自分は才能がないんだ。副業に向いていないんだ」
という「心の解釈」を勝手にくっつけてしまうから、心が苦しくなってフリーズしてしまう。
だから、これを頭の中で完全に切り分けるのです。
「100文字書けなかった」というのは、ただそれだけのこと。
才能の有無なんて、自分で勝手に作り出した思い込みにすぎません。
そう思えるようになってから、無意識にかかっていた心のブレーキがスッと外れました。
文章術とは、綺麗に書くことではありません。
自分の生の体験を、そのまま差し出すこと。
それだけでいいのです。
実績のないビジネスノウハウをただ模倣しているだけでは、うまく上にいくことはありません。
自分が早起きしてきた実績や、それを続ける中で見つけたリアルな葛藤、習慣化のコツ。
そういった、自分にしか語れない「生の体験」こそが、読者に届く本当の有益さになります。
今は、音声入力で吐き出したジャーナリングデータを、AIという強力なサポートツールに読み込ませて整理しています。
AIが一発で出力した文章をそのまま発信しても、中身が空っぽで誰の心にも響きません。
しかし、自分の生の体験をAIに読み込ませることで、AIはそれを「読みやすく、伝えやすく」整理してくれる最高のパートナーになってくれます。
作業時間の積み重ねこそが、本物の信頼を生みます。
あの暗黒期を乗り越え、今では月に数万円の稼ぎが出るようになりました。
何よりも、信じて続けてきて本当に良かったと心から実感しています。
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私が実際に使っているインフラ(道具箱):
Audible:本を耳で聴くサービスです。30日間の無料体験期間があり、忙しい朝の散歩中などの隙間時間をインプットに変えられます。
Typeless:音声入力をサポートするツールです。スマホに向かって話すだけで、頭の中のモヤモヤをきれいに文章化してくれます。
最後に、少しだけ。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。
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