最後に、少しだけ。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
私は特別な才能があるわけではありません。ただ、朝3時という静寂の中で自分と向き合うことで、どん底だった毎日を少しずつ、自分の手に取り戻してきました。
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数字を見て、少し拍子抜けしました。
自分のブログの、直近90日のクリック数を調べたときの話です。
合計は692回。
そのうち394回、割合にして57%が、たった1本の記事に集まっていました。
どの記事だと思いますか。
力を入れた副業の記事ではありません。
時間術について、渾身で書いた1本でもない。
朝の散歩で履く、サンダルの色の選び方について書いた記事でした。
ちなみに、この90日で一度でも検索に表示された記事は194本、そのうちクリックされたのは47本でした。
47本の中でも、この1本だけが飛び抜けて多かった、ということになります。
47分の1が、全体の半分以上を持っていく。
これも、数えてみるまでは知らなかった偏りでした。
公開した直後は、期待していなかった
公開した当時のことも、思い出してみました。
サンダルの記事を書いたのは、正直そこまで気合いを入れた日ではありませんでした。
朝の作業時間が足りなくて、他の記事の合間に、さっと仕上げた1本だったと思います。
「今日はこれくらいでいいか」と思いながら投稿ボタンを押した記憶があります。
その1本が、後になって全クリックの57%を集めるとは、当時はまったく想像していませんでした。
逆に、気合いを入れて書いた記事ほど、あとから見返すと反応が薄いことが多い。
これは1本や2本の話ではなく、何度も繰り返されているパターンでした。
気合いと結果が、きれいに反比例している。
そう気づいたときは、正直少し笑ってしまいました。
読む人は、こちらの力の入れ具合を知らない
当たり前のことですが、改めて突きつけられました。
読む人は、こちらが何時間かけて書いたかも、何回推敲したかも知りません。
知っているのは、自分がいま困っていること、探していることだけです。
サンダルの色で迷っている人が、その日、確かにいました。
そして、その人に届く場所に、自分の1本が置いてあった。
それだけの話です。
渾身の1本より、狙って置いた1本のほうが、遠くまで届く。
これは悔しさというより、発見でした。
この話は、2冊目に入っています
いま作っている2冊目の本は、「反応がない時期を、どう数え直すか」という内容です。
このサンダルの記事の話も、第2章にそのまま書きました。
5年書いて、記事は1,272本。
そのうち8割にあたる1,078本は、直近90日で一度も検索に表示されていませんでした。
この記事も、その1本です。
たまたま置いた場所が、たまたま合っていた。
再現性があるのかと聞かれると、正直まだ分かりません。
ただ、狙って置く、ということだけは、これからも続けようと思っています。
これから何を書くかが、少し変わった
この数字を見てから、記事を書く前に考えることが一つ増えました。
「これは、誰が、何を探しているときに見つける記事か」という問いです。
以前は、自分が伝えたいことから記事を組み立てていました。
いまは、探している人がすでにいる場所に、自分の記事を合わせにいく順番に変えています。
熱量を注ぐ記事と、狙って置く記事は、たぶん両方あっていい。
ただ、両方を同じつもりで書いていたことが、これまでの見誤りだったんだと思います。
予約について
- タイトル:三日坊主さんの発信 ── 誰にも読まれない時期の越え方
- 発売日:2026年9月15日
- 価格:500円
- 全13章
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いま何かする必要はありません。
最後に
読まれる基準は、力の入れ具合ではなかった。
それに気づいたのが、この記事でした。
熱を込めて書いたものが埋もれ、さらっと書いたものが読まれる。
そういう食い違いは、たぶん誰の発信にもあると思います。
埋もれた記事を責める前に、まず数を数えて、どこに何が置いてあるかを確かめる。
自分にとっては、それが最初の一歩でした。
派手な話ではありませんが、その一歩を踏んだ人から、少しずつ景色が変わっていく気がしています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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